あいつ、ジャニヲタやめないってよ。

やめられないし、やめる気がない。

新社会人のヲタ活~社会人になってもヲタクはやめられなかった2016→2017~

恐ろしいことに前回の投稿から1年ほど経っており時の流れの速さに驚くばかり。

みなさんお元気でしょうか。

4月に晴れて社会人になった私も、必死に働いている間に気が付いたら1年が経とうとしているなんて割とガチで震える。寒さのせいかな。外は雪が降っていますが雪がきれいと笑うのは君がいいけど今部屋ひとりこれを書いています。backnumberどうしてくれる。私をヒロインにしてくれよ。

 

この1年、いろんなことがありました。毎日同じオフィスに向かうことに意味を見出せなくて鬱気味になったりとか、仕事で小さなミスが重なって泣きながら帰ったりとか、上司に八つ当たりされてイライラしたりとか。でも案外この仕事楽しいなって思ったりとか。初めての社会人の壁にたくさんぶつかりました。

 

でも。そんなことはここに書きたいことじゃねえ。Facebookに【長文注意】って書いてから始めるやつや。

 

というわけで本日のテーマ!どん!

 

新社会人のヲタ活

~社会人になってもヲタクはやめられなかった2016→2017~

 

なんかもうサブタイトルが悲壮感に溢れてて嫌になったからツアータイトルみたいにしてみた。1年前、就活を前に途方に暮れるジャニヲタを救った(自称)ので次は社会人になるにあたりスケジュールが不明すぎて途方に暮れているジャニヲタ諸君に向けて書いてみたいと思う。働きはじめたらどうなるの?という疑問、そして忙しくなったらヲタクやめられるの?という浅はかな期待がいかにして打ち砕かれたかをここに記したい。しかしこれは就活以上に職場環境や働き方によって大きく異なるため、あくまでひとつのケースであることをご留意頂きたい。ちなみに私の働き方(と精神状態)は

 

・関東勤務関東住。時間と休みは半固定、半シフト制

・休みは暦通りではないが、比較的金土日は休める

・ヲタクだらけの職場ゆえ現場に行くことは超オープンにして休める

・なんの問題もなく一人参戦

・気分が乗ってチケットがあれば多ステするかな~の割と緩め精神

・現場大好きだけどツアー毎1公演入れれば死なない精神

・社会人になったらヲタクやめられたりするのかも・・・という淡い期待

 

さて、前置きはこのくらいにして話を進めるべく、

2016年4月から2017年1月現在の参戦履歴をご確認いただこう。

5月1日     KAT-TUN 10ks!@東京ドーム

6月11日     NEWS QUARTETTO@東京ドーム

8月8日        SUMMER PRADISE 聡マリ@TDC

12月16・18日  関ジャニ∞ 関ジャニsエイターテイメント@東京ドーム 

1月15・6日    同上@京セラドーム

その他      番組協力2件

 

結論:まあまあ行けてる。そして突然の聡マリ。

聡マリのことは置いといて、項目ごとに1年を振り返ることと致し度。

 

〈チケットと休み事情〉

働き始めは業務が少ない分縛りもなく、休みが決まっている職業なら今からチケット取ってしまってもOKだと思う。ただ歓迎会とか、飲み会とかはさくっと入るのでそこは覚悟。私は入社まで休みが定まらず、前半はなかなか思うように行けませんでした。  

後半についてはもちろん自分の固定給に合わせてチケットを取った公演もあったけれど、シフトが確定してからチケット探した割合がだいぶ高かったかもしれない。休みで予定がなくてチケットの譲りもある程度出ている→せっかくだし行こうかな、的な。もちろんこの日は絶対に休みます!!!の精神でチケット取ることもあるし(現に次のNEWSツアーはそれ)可能ではある。けれど、本当にたまに、仕事上どうにも休めないことって発生ってするんですよ。ハプニング的なことはもちろん、例えば業務的に月末月初は休めないとか、この日はどうしても休日出勤しなきゃとか、ここ休んだら自分の首絞めるな・・・とか。学生時代の私が想像していたより結構ある。感覚としては学生の時に部活が忙しすぎて行けない!の感覚にやや近いかもしれない。性格上、チケットがあるのに行けない!交換探さなきゃ!!の方がストレスだし、休めなかったらどうしよう・・・と考えるほうがストレスなので必ず行けるかつハプニング出社の少ない日曜日の公演を自チケで取り、あとは行けて行きたかったら行くの精神で頑張りました。だからあんまり遠征もせず、現にエイトの遠征はたまたま休みだったから大阪行きを決めたぐらいの緩さです。

あとは、職場にコンサート好きが異常に多く、休みを取るときはコンサート宣言をできることは非常に大きい。ジャニヲタもとても多く、ツアーが決まるとどこ行く&どこなら休めるか会議が開催され、先輩の過去の経験をもとに遠征を決められるのも大きな強み(笑)この、職場の空気はかなり休みの取り方を左右する部分かもしれないが、残念ながらこればかりは働き始めないとわからないのであと数か月ドキドキしておいてください。

 

〈時間と依存〉

「社会人になると時間ないよ~」は本当によく聞くと思うし

「いや学生も忙しいからな、なめんな」と思うかもしれないけどあえて言う。

 

時間ない。

 

朝出るじゃん?働くじゃん?ちょっと残業するじゃん?外真っ暗じゃん?もう店空いてないからね?それを5日連続でするじゃん?1か月とか光陰が矢の如しすぎてびっっっくりするからね?故にこれまで以上に録画が鬼のようにたまる。雑誌は山積みになる。郵便はなかなか受け取れない。録画、雑誌類にストイックなタイプの皆さまは少し緩めるくらいの気持ちのほうが楽かもしれません。

 

その忙しさの中で、ジャニーズに依存する人とやめる人と別れるみたいなのだけれど、私は依存もしなかったけれどやめることもできなかったどっちつかずの人間(笑)

でも学生時代のように自担について思い悩んだり、自分の気持ちが分からなくなって突然病んだりはしなくなった。いやしないのが普通なのかもしらんが。

帰ってきて録画を見ながらゆっくりするとか、せっかくの休みだから現場をめいっぱい楽しむとか。少し肩の力を抜いて、いちコンテンツとして楽しめるようになった感はある。

 

〈結論〉

さて、ここまでお読みいただいて皆思うだろうし、私も思うから声を大にして言おう。

 

ていうかお前、

ジャニヲタやめる気ねーだろ。

 

社会人になったらやめられるのではないかという浅はかな期待と、なんかやめられる気がする!という謎の自信と、それでも後悔しないように過ごした大学4年生を見事に裏切って私はヲタ卒が出来なかった。ダイエットは明日から論法。

 

なんだろう、学生の時よりもお金がある分、そして時間はないけれど学生のときみたいにバイトがないから休みはしっかり1日空いていたりとかして、ちょっと良いお買い物で気分を上げたりとか、おいしいもの食べたりとか、他の楽しみも見つけやすいし、楽しいことはいろいろあるのね。

 

でも、勝てない。いや、何かと比較して勝てないというより、何物にも代えがたい価値がそこにあると改めて感じてしまった。あの現場に行かないと得られない、現場にしかない、きらきらしたものを捨てるという選択肢は私にはなかった。こんなにも感情を揺さぶられる場所を捨ててしまったら私はむしろ浅く、ただただ怠惰な人間になってしまうのではないかとさえ思ってしまった。働き始めて、想像を超えるものすごいスピードで過ぎ去っていく日々の中で、立ち止まって素直に楽しむ時間。自分の感情と、好きなものと向き合う時間。上質なエンターテインメントに触れる時間。働き始めて、コンサートに行くことは新たな意味を持ってしまった。だからいろんな世界を見たくてつい出来心で聡マリとか行ってるし、今月はつい出来心で東西ジュニア合戦なるものに行く予定。まあ世界旅行みたいなもんかな(?)

 

 

 先日、なかなか男性との出会いがないことを相談すると、元ジャニヲタの知人から助言されました。

「今年全力で楽しんだら、1年でいいから、ヲタクやめてみなよ。

それでお金とか時間とか、新しい発見があるかもしれない。

やめてもいいなと思うかもしれない。

リア恋でないとはいえ、男性との出会いもあるかもしれない

1年やめてみて、それでもやりたいと思うなら戻ればいいよ。」

 

その通りだ。

知人の言葉を深く受け止め、私は答えました。

「ごめん、来年の現場の予定が分からないうちから約束できない。(真顔で)」

 

人生って難しい。

社会人2年目も頑張ります。

2017年も皆さんにとって、楽しい1年になりますように。