あいつ、ジャニヲタやめないってよ。

やめられないし、やめる気がない。

もしも私が石油王なら、SixTONESに東京ドームをあげよう

夏が終わった。こんなに駆け抜けた夏ははじめてだった。ジュニアの夏は忙しいと噂には聞いていたし、毎年横目で見てはいたけれどまさか自分が当事者になるとは夢にも思っていなかった。

 

日程的に簡単に休みもとれない、チケットも取れない、そんな最悪な環境の中でいろいろどうにかしてEX SixTONES単独2回、風磨サマパラ1回、スノストEX合同2回とお邪魔しました。そのどれもどうしてもどうしても行きたくて、わりと必死だった。理由はたぶん、答え合わせをしたかったから。もうすぐ私の中に松村北斗という存在がものすごいスピードで現れてから半年が経つが、ジュニア祭りが終わってからも私の彼に対する熱は冷めることなく転げおちるみたいに加速する、俗にいうクレイジーアクセル現象だった。え?俗に言わない?DAHAHAHAHA!・・・おっと失礼、ホットドッグ売りのジェシーちゃんが通り過ぎました。夏の後遺症で定期的に愉快なジェシーちゃんとモリを会話の節々に登場させたくなる癖やめたい。

だから私のなかで誰がいま一番か、とっくに答えは出ていたんだけどあまりに北斗くんのことを知らなくて、その状態で担降りしますとかなんとかおこがましくて言えなかったし、何より自分が一番怖かった。もしかしたらこの夏を終えて、やっぱり何か違うかも・・・と今まで通りの生活に戻れたりするのかな・・・とか思ってたんだけど・・・さ・・・結局こうなるよね・・・

 

ということで改めましてどうも、松村北斗担です(急な開き直り)

 

あの、ほんとに、引き返す要素ゼロ!!!!!!本当に見ていてストレスのない子だなと思った。しなやかだけど力強くて、上手に体が使えていて、まあ結局はえっち。首と手に鎖を巻き付けて、どこまでも長い脚を枠に掛け、けだるそうに笑う松村北斗ついてはここに書き始めると止まらなくなるのと私の性癖が露呈して社会的に生きづらくなるので割愛します。そうじゃないときも逐一えっちが過ぎるから「頼む、頼むからもうそれ以上髪をかきあげないでくれ………」って懇願した。髪をかき上げないでって懇願したのは人生で初めてだったけど(当たり前)、でも時々踊りながら楽しさが溢れてしまったように笑う顔はすっっっごくかわいい。
 
そんな風にころころ変わる表情をずっと見ていたい。そんな8月だった。
 
メンバーのモノマネがツボに入って床に転げ回って笑って立てなくなってたり。
 
クイズ大会なんてバカにするかと思いきや「やりたい〜!うわ〜!答え何かな〜!?」なんてふざけて笑って言いながら目を輝かせていたり。
 
真顔で話し聞いてたのにフッって笑っちゃったりとか。
 
突然引くぐらい全力でナマケモノの鳴きマネはじめたりとか(笑)
 
真剣な顔でキーボードを弾いては、ときどきメンバーとアイコンタクトして楽しそうに微笑んだり。
 
風磨くんのそばでは心なしか、ちょっとぽやっとしてたり。
 
毒吐くくせに優しくて、気遣いができて、でも暴走すると止まらなくなっちゃったり。
暴走しすぎたらちゃんと謝ったり。
 
すのーまんたちに構って欲しくてわんこのごとく駆け寄ってはぺたぺたくっついたり。
 
SixTONES嫌いだったけど、今はそこそこ好き・・・なんてはにかみながら言ったり。
 
書ききれないけど本当に本当に、なんて魅力的な人なんだろうと思った。ひとつ、またひとつと知らない顔に出会うたび、パズルのピースがはまっていくみたいに好きになった。私が欲していたものが少しずつだけど確実に満たされていく感覚で、こんなアイドルいたらいいのにな・・・いないよね・・・がついに現れてしまった。そんな感覚だった。急に、そんなにたくさんたくさんいろんな顔を見せられたら好きに決まってるよ。
 
降りてた。気持ちは何ヶ月か前に彼に降りてた。 でもまだ出会って半年であるということが私を引き止めた。当然知らないことがたくさんあって、何かを知るたびに新しいことを知れた喜びと、過去には戻れない切なさが入り混じった不思議な感情がふりかかった。北斗くんは思った以上に掴めなくて、でもその掴めなさが楽しくて、少しずつ見えてくるその全てが意外で、でも好きだった。たった一夏、たった数公演で何かを知ったつもりになって、降りるなんて言っていいのか分からなかったけど、用意された夏を1つずつ消費していくたび、北斗くんが私の1番であるということは早いとか遅いとか、良いとか悪いでは解決できない、揺るぎない事実とそうさせて欲しいという願いに変わった。そんな私を後押しするように、羽が降った。私的単独ラストのAmazing!!!!!!が終わって、ある種の覚悟をした瞬間にふと上を見上げると、もう既に落ち切ったはずの羽が、1枚だけ白いペンライトを持った私の手のひらに落ちてきた。綺麗な白い羽だった。必死に掴んだわけでもなく、ひらりとあまりにも自然に落ちてきた。自分でも寒くて笑っちゃうけどその瞬間なにかが軽くなって、もう意味のない何かに抗うのはやめようと思った。舞台に立って彼らしく踊っている姿がどうしようもなく好きだから。笑った顔が本当に好きだから。過去には戻れないけどこれからの、北斗くんのいろんな顔がもっと見たいから。久々にそう強く願ってしまった人だから。そんな自然でシンプルな感情に、シンプルに北斗くんが好きな自分を許すことにした。だって、愛はシンプルなカレーライスって小山くんが言ってた。でも北斗くんはカレーっていうより茶そばにわさびって感じの顔だよね(何の話)
 
 
そしてSixTONESというグループも、私は大好きになった。
馴れ合わないけれど、お互いがお互いのことを理解しあっている。
純粋に楽しみあい、共に闘っている。
単独公演はそんな空気感に包まれていたように思う。
そして彼らが提示したいものと、私が見たいものが一致していて心地よい。
オープニングとラストがそのすべてを物語っていて、まさかキャパ2000人弱の会場で小さいジュニアマンション、というよりアパート規模のセットに対して王座の椅子と鎖を持ち出してあそこまで完成させてくるとは思わなかったし、まさかラストにAmazing!!!!!!を持ってくるとは思わなかった。あの曲は強い分異色だしどこでやっても盛り上がるけど浮いてしまう気がしていたからオープニングかな?なんて勝手に思っていた私が浅はかだった。その異色で扱いづらい強さを、しっかりと自分たちの強さと存在意義を証明するために使っていた。We are Amazingと言い放って逆光の中消えていった彼らのあのオーラは、私の語彙力では説明できないほど、唯一無二でどこまでも行けると証明していたような気がした。あと、スーパーAmazingタイムのカラー逆光照明シーンが死ぬほど好きだった。ありがとう偉い人。
 
今あるもので、出来る限りのものを。やりたいことを。小さなEXシアターをぶち壊してやろうと言わんばかりの彼らの勢い。もっともっと大きな箱で、もっともっとできることを増やししてあげたい。きっと、すごいものが見られる。そう思えた。
 「もっと大きい会場で、もっとどーーーん!ってやりたくない!?」

 最後の挨拶で、笑顔でそう言った慎太郎が忘れられない。どう見ても戦国時代で、どのグループもレベルが高くて、次がだれがデビューするのかも、それがいつなのかも本当にわからない今日に、それを笑顔で言ってのける強さ。あと、「じゃあドームでMC中もロッコと特攻使いまくろうぜ!」とか言い出す明るさとくだらなさ。ところでMC本当に大好きだな。言霊という言葉がある一方、言葉にするその姿勢は脆さにも繋がりかねないのかもしれないけれど、本人たちが信じてくれているとファンだって信じてついていけるし、言葉にしてくれると不安にならずに済む。それをわかってくれているんだろうか。それとも、自らに言い聞かせているんだろうか。やっぱりその不安定さは、デビュー担だった私にはあまりにも怖い。でもその恐怖に勝る力強さと気迫と、その先にある景色を、六本木の小さな箱で私は見た。難しいことはわからないけれど、6人が6人で上を目指してて、それ以前にあんだけ楽しそうに床に転げまわってゲラゲラ笑っててくれるなら私はそれでいい。きっとその先には、何かがあるはずだと思えた。

 
あとは、とにかく愉快。圧倒的に愉快。MCが腹筋耐久レースみたいになってて真面目にキントレだった。内容はレポを検索してください。いやってほど出てきます。
ただあの少クラメドレーみたいなやつは私みたいな新規はいいけど長年応援している方はどう思ったのかな。見飽きてないのかな、と思ったけど。
 
 
 
そんな毎日の中で、ほんの少しだけ切なかったことは、サマパラにお邪魔したときのことだった。昨日まで恐ろしい勢いを纏いながら最前線にいたのに、数日後に彼らはバックダンサーだった。わたしの1番好きな人はあくまでバックで、1番じゃないということを思い出した。風磨くんのはからいで、もはやバックというより主役ばりの立ち位置を貰って、全員があんなに楽しそうに、素敵な作品を作っていた。こんなんで文句言ってたらバチが当たるしジュニア担なんて務まるはずないんだけど、東西も祭りもジュニアが主役だったから、初めて明確にバック仕事を目にする私にとってはなかなかの衝撃だった。そして単独の前だったらきっと何も考えず楽しめたはずなんだけど、あまりにも単独の強さが印象的すぎて、なんでここまで出来る子たちが後ろに下がらなきゃいけない世界なんだろうとしみじみと考えてしまって、その何とも言えない切なさと悲しさが公演中にも関わらず込み上げ、私は一瞬だけステージを見られなくなった。
きっと過去を知っていたらそんな風には思わないんだろう。感謝と温かい気持ちと懐かしさであふれるんだろう。だからB.I.なんて「ふまけんが死ぬほど強かったグループ」ぐらいの知識しかない私がとやかく言えたもんじゃないし、今回の共演にえもさを見出す資格なんてないと思うし何が言いたいか分かんないんだけど。ただちょっと、切なかったってだけの話。一作品としてすごく好きだったし、TipsyLoveを歌う北斗くんを見られたのは元赤西担として死ぬほど嬉しかったし、SixTONESとしての出演作品を見られたことが幸せだったので映像化をただひたすら楽しみにしています。
 
 
苦しいステージも悔しいステージもきっと今日まで北斗くんの糧になってきたんだろう。諦めないで頑張ってくれてありがとう。こんなに理想とするアイドルに出会えて本当に幸せだ。でも、もうそんなのいらないよ。北斗くんが幸せだと思えるステージがたくさん増えますよに。SixTONESが輝ける場がもっと増えますように。それがしがない新規の戯言なんてことは分かってるけどそう思わずにはいられないくらい、この夏わたしはあなたと、SixTONESが好きだった。そして、これからも好きだと確信した夏だった。
 
 
なんだか最近、仕事に疲れてきて。なんで働いてるのかわからなくなって。ふと気がついたら将来の夢がなかった。でも、いま、北斗くんとSixTONESが幸せになることがわたしの一番の夢です。いい大人になってなにを言うか、もっと自分のことを考えて生きろ、それがどんなに不毛で馬鹿げた夢だと誰かに罵倒されることがあったとしても私は夢を変えない。そのために何ができるのか、石油王と結婚して東京ドーム買収する以外思いつかなくて本当に悲しいんだけど。いつかさ、東京ドームで花火大会かよって笑えるくらいの量の特攻だそうぜ。アンコールにはこの星のHIKARIが響いて、きっとメンバーみんな笑いながら泣いちゃって、それを見て幸せな涙を流したいよ。それまでわたし、ついていくから。だから絶対絶対いなくならないで。こんな思いを何年も、悔しい、どうしてって思いながら応援してきている人たちがいる手前、私みたいな新参者が軽々しく口にする資格ないとは思う。でも、アイドルなんて入れ込んだって損だからうまく消費すればいいやってどこか割り切り始めてた私が、本当にそう思った。そんな存在に出会った。そんな8月だった。
 
 
 夏はあんまり好きじゃなかった。でも今年の夏は楽しかったよ。綺麗な思い出をありがとう。次は舞台が見られる。幸せだ。新規って切ないこともたくさんあるけど、毎日が楽しい。ずっと新規やりたいくらい(笑)でもこれ以降、なにかの新規になるのは無理だったりしてね。そんな戯言言っちゃうくらい、松村北斗が好きです。